矢沢隆夫です。
4月11日(土)
りゅーとぴあ 能楽堂
にて
能 「鞍馬天狗」
が上演され、
行ってきました。
今回は、
宝生流第20代宗家の
宝生和英(かずふさ)さんによる
鞍馬天狗です。
そして
その息子の
友永(ともはる)ちゃん
(いずれは、21代目になる)
が、
子方
として参加しました。
まだ9歳です。
ところで、
「鞍馬天狗」
のストーリーは
ご存知でしょうか・・・
源氏寄りのお話では
ありますが、
とっても
美しいお話です・・・
春、
鞍馬寺の僧と、
寺で預かる稚児(ちご)達が、
花見を楽しんでおりました。
と、そこへ、
一人の山伏(やまぶし)が
いかついかっこうで
現れます・・・
この突然登場してくるところが、
「能」っぽいですよね・・・
山伏の登場によって、
僧は
花見をやめて、
稚児たちを連れて
寺に帰ります。
ところが、です・・・
一人の稚児が
その場に
残ったのです。
その稚児こそ、
子方である
友永(ともはる)ちゃん・・・
この稚児、
なんと、
不気味な、山伏に
声をかけるのです・・・
この稚児とは?
何者?・・・
そう、
源義朝の子である
牛若丸でした・・・
他の稚児たちは、
すべて平家の子弟。
牛若丸だけが、
源氏なのです。
となれば、
当然、牛若丸は、
平家の稚児たちから
いじめられ、
迫害されていたのです。
それを不憫に思った
山伏は、
牛若丸を
桜の名所に案内します。
その名所で、
山伏は、
自分の正体を
明かします・・・
自分は、
鞍馬山の
大天狗であると・・・
そして、
牛若丸に
再会することを
約束して
姿を消します・・・
翌日、
武芸に励む
牛若丸の前に、
大天狗が
姿を現し、
兵法の奥義
を伝授します・・・
さらに、
牛若丸の
平家討伐を予言して、
平家討伐時には、
自分(大天狗)が、
牛若丸を
守ることを約束し、
鞍馬山に
飛び去っていったのです・・・
平家討伐の
旗印になった
牛若丸(のちの源の義経)
の幼少時代の
お話です。
鞍馬山の
大天狗は
とってもかっこいい・・・
そして
源氏寄りなんですね・・・
日本人が
好きになりそうな
ストーリー展開ですよね・・・
それにしても
牛若丸役の
友永ちゃん、
見事に役を
演じておりました。
長ーいセリフも
見事に
言い切っておりました。
将来が楽しみです・・・
宝生和英さんの
鞍馬天狗も
とってもステキでした。
一見、
いかつい外見を
呈しながらも
実は、
情に熱い
やさしい
キャラなのです・・・
この
「鞍馬天狗」・・・
今後も
何回も何回も観そうな
気がします・・・








