矢沢隆夫です。

2019年9月29日(日)
東京 お茶の水にて、

「第13回見た目のアンチエイジング研究会2019」

が開催され、
私は参加してきました。

とっても実り多い研究会でした。

印象的だったのは、

①見た目のアンチエイジング 
 アップデート

②水素療法

③運動療法における“姿勢”の重要性

④人は見た目が9割

⑤mTOR(エムトール、と読みます。)と
 結節性硬化症およびアルツハイマー型認知症

①について・・・

“いつ死ぬのかの予測”・・・
が、いよいよ現実化しそうです。

これまでは、
「テロメア」(染色体末端部)の長さ
で寿命を評価しようとしてきました。

が、まだまだ
正確性を欠いているのが現状。

そこで
新たに登場してきたのが、

「エピジェネティック時計」

テロメアよりは、
かなり正確に
寿命を評価できそうです。

この分野も
ホント、
目が離せません・・・。

②について・・・

水素自体が、
活性酸素のコントローラーであり、

ガン、
認知症、
パーキンソン病、
動脈硬化
等の治療は
もちろんのこと、

美容にも
いいことは、
もはや明白な事実。

水素を
どうやって
とるかが、
問題・・・

水素水、
水素の入浴剤・・・
人にとっては
かなり有益に
作用するのです。

逃げて
いかなければ・・・

アンチエイジングセンター アンク
でやっている

高濃度水素療法・・・

これは、
電子を利用して、
体内で
水素を発生させ、

発生した水素が
直接、
活性酸素に反応して
活性酸素を
消去します。

現在、
利用できる水素療法の
最も賢明な治療法の
ひとつです。

さらに・・・

水素による点滴療法・・・

今回の研究会により、

いよいよ
たかおクリニックでも、
この点滴療法の
導入を
検討することにしました。

導入が
決まったら
お知らせします。

③について・・・

何を今さら・・・

ですよね。

それでも
姿勢って
大事なのです。

運動は、

姿勢に始まって、
姿勢に終わる・・・

と言っても過言では
ありません。

医師でありながら、
プロのピラティス指導者でもある
武田淳也先生による

姿勢を重視した運動療法・・・

今後、
アンクでも
取り入れようと
思います。

④について・・・

「人は見た目が9割」・・・

これを
初めて提唱した方は

竹内一郎先生。

演出家・劇作家であり、
現在、宝塚大学の教授も
やっておられる先生です。

“生き方は外見に現れる・・・”

姿勢、アクション、癖、声、呼吸・・・

など・・・

人の本音は、
言葉ではなく、
上記の、
言葉以外の「外見」に
現れるのです。

演出家である
竹内先生の
鋭い視点に
感動しました。

⑤について・・・

mTOR(エムトール) ・・・??

でしょうか?

エイジングを
コントロールする方法の
ひとつに、

カロリー制限(カロリー・リストリクション。
略してカロリスとよく言います。)

がありました。

そして、
エイジングをコントロールする
もう一つの手段
として、

mTORをコントロールする

ことがあげられます。

mTORとは、
ほ乳類などの動物の
細胞内シグナルに
関する老化因子です。

皮膚科の
先生である
金田真理先生は、

mTORを阻害することによって
結節性硬化症という皮膚難病の治療に
成功した先生です。

これ自体
すっごい画期的なこと
なのですが・・・

アルツハイマー型認知症は、
アミロイドタンパクが
神経細胞周囲に蓄積していくことによって
神経細胞を死に至らしめ、
認知症状を発症します。

実は、
アミロイドタンパクの
蓄積に
mTORが関わっています。

ですので、
mTORをうまく
阻害して、
アミロイドタンパクを
蓄積しないようにすれば、

アルツハイマー型認知症は
予防できる・・・

いけそうな
感じしますよね・・・

このアプローチも
今後、
目が離せません・・・

ということで、
今回の研究会は、

ワクワク ドキドキ
しっぱなしでした。