矢沢隆夫です。

2022年11月20日(日)午後2時より、
新潟市のりゅーとぴあコンサートホールにて

新潟交響楽団による
「第109回定期演奏会」

が開催されました。

私の先輩が現在もなお、
現役の“奏者”として参加していることもあり、
都合のつく限り観に行っている
この定期演奏会。

コロナ感染の第8波がはじまりかけた
時期でもありましたが、
さすがは、
“潟響”(新潟交響楽団の略称です)・・・

コンサートホールは、それなりに
観客でいっぱいでした・・・

今回の演奏楽曲は、

1.ワーグナー 歌劇「タンホイザー」序曲

2.ベートーベン 交響曲第1番

3.ブラームス 交響曲第3番

1.ワーグナー 「タンホイザー」序曲

 かつて、第3中学校PTAコーラスで謳った
 「タンホイザー行進曲」を思い出しながら
 聴き入りました。

 騎士で吟遊詩人のタンホイザーの
 愛欲におぼれたことへの懺悔と巡礼に関する
 悩ましい経過と、その後に神の赦しを得るまでを
 オペラにしたもの・・・

2.ベートーベン 交響曲第1番

 今でこそ、ベートーベンの独特の個性を
 発揮した交響曲と言われますが、
 作曲された1795年~当時は、
 ハイドン、モーツァルトの上品さ・優雅さに
 圧倒され、この交響曲は今イチの評判だったと
 言われております。

 今回聴いてみた感想・・・
 
 ハイドン、モーツァルトもいいが、
 ベートーベンはベートーベンで
 “やっぱりいい!”

3.ブラームス 交響曲第3番

 ブラームスが50歳の時に書いた交響曲。
 書いた当時は、若い歌手に恋心を抱いていたようで、
 彼の恋への熱情とあきらめ、迷い・・・
 を交響曲で表現しています・・・

 “おじさんの叶わぬ、切ない恋心・・・”

 いかにもブラームス!・・・
 って感じの交響曲です。

聴き終えてみて、
今回も
“潟響”らしさを感じました・・・