矢沢隆夫です。
なぜ、
ココナッツオイルが、
アルツハイマー型認知症に
いいのか・・・?
アルツハイマー型認知症というのは、
動脈硬化が
きっかけになって、
脳の神経細胞の周囲に
アミロイドタンパクが
どんどんたまっていく
病態です。
アミロイドタンパクが
たまっていき、
ついに、
脳神経細胞を
周囲から
圧迫し、
細胞死に
至らしめます。
これが
どんどん進むことによって、
脳神経細胞も
どんどん死んでいきます。
ある程度
脳細胞が死ぬと、
形態的には、
「萎縮」が起こります。
海馬を中心に
側頭葉、そして
前頭葉と
萎縮が進行していき、
認知症状も
進行していきます。
一方、
アルツハイマー型認知症では、
ブドウ糖という
貴重なエネルギーを
脳神経細胞に
取り込めなくなります。
そうすると、
脳神経細胞が
ガス欠状態になり、
細胞が正常に
機能しなくなります。
いくら糖質を摂っても、
ガス欠状態のままです。
これって
糖尿病の病態に
よく似ているのです。
この状態の時に、
ココナッツオイルが
食事として
摂られると
どうなるか・・・?
ココナッツオイルに
含まれる
中鎖脂肪酸が
速やかに
肝臓で
ケトン体に
変身します。
変身した
ケトン体は、
どうなるか・・・?
なんと、
ケトン体は、
「エネルギー源」として
脳神経細胞に
取り込まれるのです。
そうすると、
「脳のガス欠状態」
が改善し、
へたっていた神経細胞のなかに、
元気になるものもでてきて、
その結果、
記憶障害などの
症状を改善させることに
なります。
すっごいですよね。
ケトン体って・・・
アルツハイマー型認知症
を改善させる力が
食材である
ココナッツオイルには
あるのです。
また、
アルツハイマー型認知症の
予防としての
効果も
あることも
わかってきました。
が、しかし、
そうは
問屋が下ろしません・・・
コトは
そう単純では
なかったのです。
何が問題か・・・
続きは
次回です。
ではまた。