矢沢隆夫です。
COVID-19
(新型コロナウイルス感染症のことです。)
においても、
マイクロバイオームが
関係していることが
明らかになってきました。
マイクロバイオームとは、
細菌叢のことです。
特に腸内の細菌叢との
関係が強そうです。
どんなふうに
関係しているのか・・・?
少し
くわしくお話します。
まずは、
腸内細菌の
基礎的なところを
復習します。
腸内細菌には、
大きく分けると、
善玉菌、
悪玉菌、
日和見菌
の3種類が
存在します。
そして
最大派閥は、
なんと、
それ自身、
あまりポリシーのない
日和見菌
なのです。
日和見菌から
みれば、
少数派である
善玉菌と、
悪玉菌は、
熾烈な
勢力争いを
いつも
しております。
そして、
善玉菌と
悪玉菌との勢力争いで、
ほんの少しでも
一方が他方より、
優位になると・・・
本来、
ノンポリだった
はずの
日和見菌は、
なんと
優位なほうに
味方してしまうのです。
日和見菌が
ついたほうは、
一気に
大多数派に
変身します。
善玉菌が
少しだけ
悪玉菌に対して
優位になれば、
善玉菌に、
日和見菌はつきます。
悪玉菌が
少しだけ
善玉菌に対して
優位になれば、
悪玉菌に、
日和見菌は
ついてしまうのです。
これ、
どういうことかって
言うと、
腸内細菌の
観点からみると、
人は、
かなり健康的な人(善玉菌優位)と、
かなり不健康な人(悪玉菌優位)
の二極に
分かれてしまうのです。
日和見菌て
ホント、
嫌らしいですよね。
まるで
人間社会
みたいですよね。
というか、
実際には、
人の世界が、
細菌の世界に
似ているんでしょうけど・・・
さて、
この細菌の世界に、
COVID-19が
入ってくると
どうなるか・・・?
実は
とっても
驚くべきことが
起こっていました・・・
それは
何かというと・・・
続きは
次回にします。