矢沢隆夫です。
[1]アミロイドタンパクは
なぜ、
蓄積するのか?
アミロイドタンパクは、
タンパク質に、
糖がくっついたもので、
AGE
と呼ばれる、
糖化タンパク質です。
この糖化タンパク質、
本来のタンパク質の
機能をかなり落とし、
タンパク質レベルでの
老化現象の産物
ともいえるのです。
栄養障害により、
抗酸化対策が
不充分だったり、
運動不足、
そして、
ホルモン不全、
質のよい睡眠がとれない、
などなど・・・
により、
糖化タンパク質は、
除去されにくくなり、
その結果、
蓄積されていくのです。
ちなみに、
脳にAGEが
蓄積すると、
アルツハイマー型認知症、
眼にAGEが
蓄積すると、
加齢黄斑変性、
椎間板に
AGEが、
蓄積すると、
椎間板変性
をきたします。
[2]なぜ、
アミロイドタンパクが
蓄積すると、
神経細胞の
機能が低下し、
ついには
死滅していくのか?
アミロイドタンパクが
除去されにくい
脳の細胞環境では、
アミロイドタンパクは、
神経細胞と
神経細胞の
間の
隙間に、
蓄積されていきます。
蓄積がすすむと、
神経細胞を、
周囲から
圧迫しはじめます。
この時点で、
圧迫された
神経細胞の
機能は
低下しはじめます。
さらに、
アミロイドタンパクの
蓄積がすすむと、
神経細胞を
周囲から圧迫する力
も強くなっていき、
その結果、
神経細胞は、
圧迫死
してしまうのです。
[3]高濃度のビタミンCが
が認知症を改善する
メカニズム
については、
次回にします。
ではまた・・・