矢沢隆夫です。
睡眠の質が
悪かったり、
睡眠不足だと
どうなるか・・・?
そうです・・・
グリアリンパ系の
働きが悪くなります。
その結果、
神経細胞内での
タウの蓄積が進み、
神経細胞の死に至る・・・
神経細胞が
どんどん死んでいくことで、
認知症発症、
そして
進行・・・
美しい理屈ですよね・・・
一般的に言われている、
「睡眠不足だと、
認知症のリスクが高まる」
というのは、
上述の
神経病理学的な機序に
よって
説明できる・・・
というわけです。
では、
睡眠不足だと、
なぜ、
グリアリンパ系の
流れが悪くなるのか・・・?
なぜでしょう・・・?
そのカギを
にぎっているのは
何か・・・?
それは、
アミロイドAβタンパク・・・
なのでは・・・?
というのが
東大神経病理チームの
見解です。
どうことかというと、
タウの神経細胞内での
蓄積
とは別の機序で、
神経細胞外では、
アミロイドAβタンパクが
蓄積され、
それが
『老人斑』を形成します。
その老人斑が、
神経細胞の周囲から、
神経細胞を
圧迫して
神経細胞を死に
至らしめる・・・
というメカニズムは、
ほぼ間違いのない
ものと考えられておりますし、
私も
それには同感しております。
では、
タウの蓄積と、
アミロイドAβタンパク蓄積
の関係は
どうなっているのか・・・?
続きは
次回にいたします。
ではまた・・・