矢沢隆夫です。

タウの除去のメカニズムと
アルツハイマー病との
関わりは
どうなっているのか・・・?

東大神経病理チームは、
加齢によって
必然的に
タウの蓄積が起こり、
アルツハイマー病に似た
脳萎縮を呈する
モデルマウスで、
アクアポリン4を欠損した
マウスを作りました・・・

その結果
どうなったかというと・・・

マウスは
9カ月齢になった時、
タウの蓄積量が
有意に増えて、
海馬が
特に小さくなっていることを
確認したのでした・・・

これらのことから、
グリアリンパ系の流れが
悪くなると、

神経細胞の外にいる
タウが排出されにくくなり、

神経細胞の中に
タウが溜まりやすくなるのです。

その結果、
神経細胞死が
起こりやすくなる・・・

ということが
わかったのです・・・

すごいことを
つきとめましたよね・・・

これを
認知症と睡眠の観点から
述べると
どうなるか・・・?

グリアリンパ系というのは、
寝ている時のほうが、
起きている時より
能力が高いことが
わかっております・・・

睡眠の質が
悪かったり、
睡眠不足だったりすると
どうなるか・・・?

続きは
次回です。

ではまた・・・