矢沢隆夫です。

花粉症に
なる人と、
ならない人の
ちがいについて
話を続けます。

4)大気汚染および黄砂

ディーゼルの排気の
微粒子などの
排気ガスや、
黄砂などの
浮遊粒子状物質は、
こられだけでも、
単独で
上気道粘膜に
炎症を
起こします。

さらに
粘膜を
過敏にして、
スギ花粉による
アレルギー反応を
起こしやすく
するのです。

スギ林の
深い故郷を
離れて、
東京に
出てきたとたんに、
花粉症を発症、
なんて話は、
よく聞くことです。

それだけ、
大気汚染というのは、
花粉症の発症に
大きな影響が
あるのです。

ここまで、
花粉症について、
症状や、
メカニズム、
要因などに
ついて
お話してきました。

つぎは、
いよいよ
花粉症の
対策・治療法
について
お話します。

このお話の
タイトルは、
「花粉症と分子栄養療法」
ですので、
当然、
栄養虜法を
メインに
対策していきます。

栄養療法の
お話の前に、
現在、
行われている
「花粉症対策・治療」
について
簡単に
説明しておきます。

①抗原暴露の低減

わかりやすくいうと、

“花粉にできるだけ
暴露しない。接触しない。
接触する機会を減らす”

ということです。

具体的には、
マスクや、
メガネの着用。

これは
とっても有効です。

また
服や身体に付いた
花粉を家の中に
持ち込まない。

空気清浄機や、
洗濯などにより、
花粉を
取り除くことは
大事であり、
とっても有効です。

②薬物療法

現在の
花粉症対策・治療と
いえば、
1に薬。
2に薬。
3、4も薬・・・・

という
感じですよね。

花粉症に使われる
抗アレルギー薬の
内服・点鼻・点眼
が、いかにも
根本治療のように
感じられている方も
多いと思います。

しかし、
根本治療では
ありません。

ただの
対症療法です。

薬は
何をしているかと
いうと・・・

続きは
次回にします。

ではまた。