矢沢隆夫です。
腸内細菌は
それだけでも
大きなネットワークを
つくっています。
ヒトの体のなかには、
腸内細菌以外にも
ネットワークを
つくっている細胞群
があります。
1)粘膜免疫細胞
2)神経細胞
3)内分泌細胞
この1)~3)、
それぞれが、
それぞれの
ネットワークを
つくっております。
たとえば、
2)の神経細胞
であれば、
神経系の壮大な
ネットワークが
あります。
そして、
1)と2)、
2)と3)、
3)と1)
どうしでも、
ネットワークを
形成しているのです。
ちょっと、
ごちゃごちゃ
してきましたが、
よろしいでしょうか。
そして、です。
この1)、2)、3)
のそれぞれと、
腸内細菌系が
密接に相互に
作用しているのです。
ですので、
腸内細菌は、
免疫系、
神経系、
内分泌系の
世界と
つながっており、
これらの生理機能、
代謝に、
よくも悪くも
関わっている
のです。
それゆえ、
腸内細菌が、
いろんな
病態に関わって
くるわけです。
このようにして、
粘膜免疫細胞系、
神経系、
内分泌系と
相互に関わりあいを
もつことによって、
全身性の恒常性を
維持しようとする
システムが
つくられています。
この大きな大きな
システムのなかで、
親分格は、だれか?
そう、
腸内細菌
だったのです。
すっごいですよね。
腸内細菌て。
腸内細菌系は、
今お話したように、
いろんな系統と
ネットワークを
つくり、
全身の恒常性を
維持しようと
しますが、
それを
邪魔するいやな
“ヤツ”
がいます。
どんな
“ヤツ”??
続きは
次回です。
ではまた。