矢沢隆夫です。

腸内細菌には、
善玉菌、
悪玉菌、
日和見菌の
3種類がある、
ということを
前回お話しました。

善玉菌が、悪玉菌より
わずかに優勢であれば、
日和見菌が、
優勢な善玉菌に
加担し、
“健康”でいられるのです。

ですので、
健康でいるためには、
この善玉菌を
ほんのちょっとでも
いいので、
悪玉菌より優勢にする
戦略が必要なのです。

その戦略をお話する前に、
もう少し
腸内細菌について
話を続けます。

私たちの
腸内には、
100兆個の
細菌が住みついています。

腸内に、
腸内細菌が、
びっしりと
敷き詰められ、
“お花畑”のように
なっています。

この様相を、
腸内フローラ(腸内細菌叢)
といいます。

腸内フローラには
3タイプあります。

そしてこのタイプは、
人種、国、性別に依らない
のです。

3タイプとは、

①高脂肪食と高い相関がある
②高炭水化物食と高い相関がある
③それ以外

おもしろですよね。
わかってしまうと、
さもありなん、て感じですが、
腸内細菌というのは、
“なにを主に食べているのか”

によってタイプが
ちがってくるのです。

そしてこのタイプは、
10日以内くらいの
食事変化には、
影響されないのです。

健康でいるには、
腸内細菌を、
善玉菌優位にすることが
大事であり、
腸内細菌の特徴(タイプ)は、
何を主に食べるかによって
決まってくる・・・

つまり、
健康でいるには、
“何を食べるか”・・・栄養摂取の仕方
が重要になってくる。

こんなの当たり前
のことですよね。

当たり前なんですが、
腸内細菌を調べていくと、
この当たり前のことに
つながっていくのです。

腸内細菌は、
それだけで大きな一つの
世界をつくっています。

が、それだけではなく、
他の世界とも
つながっていて、
より大きな
ネットワークを
つくっています。

どんな
ネットワークか?

続きは
次回です。

ではまた。