矢沢隆夫です。

発達障害の
ひとつである
注意欠陥多動性障害(ADHD)
と運動・・・

結論から言いましょう。

ADHDには
運動療法は
非常に効果的です。

運動しなくても
落ち着きなく、
注意散漫なのに、
運動なんて
もってのほか・・・

と思う方もいるでしょう。
というか、
今現在でも
そう思う方のほうが
ほとんどかもしれません。

ちょっと、
専門的な
お話をしましょう。

ADHDは、
前頭前野という
領域の
機能低下によって
起こります。

ADHDの人たちは、
脳由来神経栄養因子(BDNF)の
分泌量がやや低めであり、
その影響で、
神経伝達物質である
ドーパミン、
ノルアドレナリンの
分泌量も低めになります。

その結果、
衝動と
注意力の
コントロールセンターでもある
前頭前野の
働きが
鈍りがちなのです。

脳由来神経栄養因子(BDNF)・・・

どこかで
聞いたことありますよね・・・

そう、

運動と認知症、

そして

運動とうつ

のところでも
お話したあのBDNF
です。

ADHDにおいても
この
BDNFが
鍵を握っていたのです。

運動すると
BDNFは
どうなったか・・・?

さあ、
話の展開が
みえてきましたか?

続きは
次回です。

ではまた。