矢沢隆夫です。

2019年7月25日〜7月28日、
新潟県新潟市の
朱鷺メッセにて

第62回日本神経化学会大会、
および、
第42回日本神経科学大会
が開催されました。

私は、
どうしても参加したい
シンポジウム、
特別講演等あったので、
参加できる範囲で
参加してきました。

理化学研究所(理研)の
高橋政代先生の、
網膜色素変性症に対する
iPS細胞治療

の講演は
とっても
感動的でした。

中でも、
iPS細胞治療が
うまくいく、うまくいかない
の要因として、

治療を受ける側の
環境(栄養状態、運動状況、
睡眠の状況等)の影響が
かなり大きいというところは、

とっても納得できました。

また、
今回の学会は
ほどんどが
発表も質問等も
英語で行われたのですが、

高橋先生の
英語の発音が
とってもきれいでした。

ただ英語を
話せればいいってもんでもなく、
発音は、
きれいにこしたことはない、
とあらためて思いました。

東大の戸田先生の
福山型筋ジストロフィー、
パーキンソン病の治療戦略の
お話も勉強になりました。

パーキンソン病の治療戦略として、
悪性黒色種(メラノーマ)の
治療薬を試してみるなど、
大胆なトライアルをしていることにも
感動しました。

今回の学会は、
ベーシックサイエンスに
関するものであり、
診療等の都合もあって、
部分的にしか
参加できませんでしたが、
それなりに
実り多いものとなりました。

また
学会に参加されている
多くの先生方が
日々、難病の難問題と
格闘しており、
うまくいかないことが
多々あるにもかかわらず、
めげずに、研究し続けている
姿勢に
とっても共感できました。

なんでも
そうですが、

簡単にあきらめては
いけないのです。