矢沢隆夫です。

第40回新潟ジャズストリートが、
2022年7月16日(土)、17日(日)に
新潟市のイタリア軒を中心に複数箇所で
開催されました。

私は、
今回は、
仕事の都合もあり、
7月17日(日)のみ、
行ってきました。

新潟ジャズストリートって
ご存知でしょうか。

今から
58年前に
新潟では、
大変なことが
起こりました。

そう、

新潟地震

です。

新潟は
大惨事になりました。

その時、
来日公演中だった、
デューク・エリントンが、
新潟の惨事を聞き、
次に予定していた
ハワイ公演をキャンセル。

そして、
東京で、
「新潟地震救済資金募集・特別コンサート」を
開催し、
全収益(今のお金で約2000万円)を
新潟市に寄贈したのです。

当時の新潟市民は、
エリントンの
行ったこの行為に
いたく感動しました。

エリントンの善意を
後世に伝えながら
ジャズ愛好家の輪を
広げつつ、
街の活性化にも繋げようという
ことで
始まったのが、
この
ジャズストリート。

ジャズストリートが
開催されているときには、
街全体が
ジャズィーな
雰囲気になります。

今回観てきた
ライブ演奏は、

①大介バンド

②ハルモニア

③Sound Aquarium

①大介バンドは、

 少し哀愁を
 漂わせながらも
 とっても
 楽しいジャズ。

 ヴォーカルの大介さんは、
 現在75歳。
 元、デイリースポーツの
 新聞記者。

 ランチを摂りながら、
 彼の人生談義を聞きつつ、
 ジャズの楽しさを
 たっぷり感じました。

②ハルモニアは、

 バスクラリネットと
 ピアノの2人組。

 シックでメローな
 ジャズ。

 しんみりと聴き入りました。

③Sound Auariumは、
 アグレッシブなジャズバンド。
 
 パーカッション、
 サックス、
 トランペット、
 ベース、
 キーボード
 等・・・
 どの楽器のソロ演奏も
 すっばらしい・・・

 まだ、
 若干、10歳代、20歳代なのに、

 そこまでやるか・・・

 と思ってしまう
 演奏を見せてくれました。

 新潟にも
 こんな
 天才たちがいるんだ・・・
 と強烈に感じました。

 
 私は、
 ジャズィーな心で
 満たされながら、
 会場を後にして、
 
 コーラスの練習に
 向かいました。

 音楽って
 ホント、
 すばらしいわ・・・