矢沢隆夫です。

第31回医学会総会が

2023年4月21日〜4月23日、
東京国際フォーラム
で開催されました。

この医学会総会は、
4年に一度開催される学会です。

対象領域は、医学全般。

今回なされた多数の発表演題の中で、
私が、最も良かったと感じた
演題は、

「COVID−19 これまで、そしてこれから」

演者はもちろん、
尾身 茂 先生・・・

COVID-19発生から、
日本では・・・第1波から、現在の第9波までの
経過を、
欧米、アジアでの経過と比較しながら、
演じられました。

日本のCOVIDー19の推移が、
約10ヶ月遅れで、
イギリスの推移によく似ていること・・・

気になるのは、
諸外国では、
感染の大きな波を経るごとに、
波のピークの高さが徐々に低くなっているのに、

日本では、
波のピーク(高さ)が、
波を経る毎に、
徐々に高くなっていることです・・・

新型コロナのこれまでの
罹患状況と、
オミクロン株の特徴を
考慮すれば、
わからないことでもないのですが、

ちょっと気になりますよね・・・

現在、
日本は、第9波の真っ只中におり、
今年の9〜10月に、
波のピークを迎える予定でした。

ピークを迎える時期が、
予想されていた時期より
1〜2ヶ月早まりそうです。

さあ、
実際には、
どうなっていくか・・・?

新型コロナは
まだまだ収束しそうにないですが、
今回の尾身先生の
ご講演は、
今後のコロナ戦略を
考える上で、
とっても
参考になりました・・・