矢沢隆夫です。
2021年6月27日(日)、
りゅーとぴあコンサートホールにて
新潟交響楽団(通称、潟響)の
第106回 定期演奏会
がありました。
コロナ禍では
ありますが、
観客を入れて
定期演奏会に
踏み切った
新潟交響楽団の皆様
からは、
その演奏から
感動をもらった以外に、
演奏会を何としてでも
敢行しようという
強い意気込みと
勇気が
伝わってきました。
今回の
演奏楽曲は、
①ウエーバーの
 歌劇「魔弾の射手」序曲
②リストの
 交響詩「前奏曲(レ・プレリュード)」
③シューマンの
 交響曲第3番変ホ長調作品97「ライン」
①ウエーバーの歌劇・・・
 
 恋人同士である
 マックスとアガーテが結婚するために、
 マックスが射撃大会で
 優勝しなければなりませんでした。
 そのために、マックスは、悪魔と契約して、
 百発百中である魔弾を手に入れて、
 途中、ハラハラする場面を経て、
 なんとか結婚につながるお話。
 弦楽、ホルン、クラリネットの
 演奏を中心に展開していく楽曲です・・・。
②リストの交響詩「前奏曲」・・・
 交響詩というジャンルは、 
 リストが提唱しました。
 今回の「前奏曲」は、
 リストが作曲した13の交響詩の中で
 最も有名なものです。
 もともとは、
 男性合唱曲として
 作曲したものを、
 ラマルティーヌの
 「詩的瞑想録」に基づいて
 再構築。
 “人生は死への前奏曲”という
 テーマを緩ー急ー緩ー急
 の4部構成に仕上げた楽曲です。
③シューマンの交響曲「ライン」・・・
 シューマンが作曲した
 4つの交響曲のひとつ。
 この交響曲は、
 ほぼ1ヶ月という短期間で
 完成しました。
アンコールは、
シューマンの
「トロイメライ」
久しぶりに聴きましたが、
この曲は、いつ聴いても
うっとりさせられて
しまいます。
指揮者の
大河内雅彦氏は、
今回の演奏会で、
潟響を去ります。
潟響にいらしてからは、
コロナ問題で十分な
演奏会が
できなかったでしょうが、
きめこまやかな
指揮には、
感動させられました。
ということで、
今回も
とっても
いい演奏会でした。
ではまた・・・









