矢沢隆夫です。
第64回日本神経学会学術大会2023
が、
2023年5月31日〜6月3日
に、
幕張メッセ
で開催されました。
今回は、何とか現地参加しようと
思っておりましたが、
時間の都合がつかず、
オンラインでの参加と
なりました。
神経疾患は、
難病が多く、
いまだに、
確たる治療法さえない
疾患も多いのが
現状です。
シンポジウム
「神経疾患の
遺伝子治療
および
細胞治療」
では、
少しずつでは
ありますが、
遺伝子レベル、
あるいは
細胞レベル
での治療研究の
手応えを
実感しました。
神経学会の
学術大会としては、
初の企画となる
「レジデントクリニカル
トーナメント」
これは、
とっても
楽しめました。
各大学病院等の
レジデント
(若手の医師で、神経学会の専門医になるべく
研修に従事している)が、
専門医試験レベルの問題に取り組み、
病院等毎にスコアを競う
トーナメントです。
それなりのレベルの
レジデントが
参加しており、
彼らが、わからない場合には、
ボスである教授に
救いを
求めることができます。
神経学の専門医については、
私は、
20数年前に取得しておりまして、
私が受験した当時は、
様々な専門医試験の中で、
最も難しいと
言われておりました。
だから、
レジテントの先生方が、
各問題に頭を抱えることも
よくわかります。
さらに、
彼らが問題の回答を
見いだせない時に、
打診された
教授たちでさえ、
わからないことが多い・・・
ということも
今回のトーナメントで
よくわかりました。
とっても
楽しめたし、
神経学の
専門医試験は、
とってもハイレベル
なんだということを
あらためて
実感しました。
そして、
神経学会が
若手医師の教育に
より力を入れ出していることも
よくわかり、
教育の重要性を
あらためて
痛感しております。
今回の学術大会も
たくさんの
気づきが
ありました・・・