矢沢隆夫です。

日本では、
高齢化率が
より高くなっているから、

ガンの死亡者数が高い・・・?

これ、
一見もっとらしいですが、
実は違います。

説明しましょう。

世代別にみると、
40歳代から80歳代にかけて、
死亡率のトップは
ガンです。

もうちょっと
詳しくみると、

ガンによる死亡率が
特に高い世代は、

60歳代なのです。

70歳代、80歳代以上では
ありません。

高齢者数や
高齢化率を問題にするときの
対象世代は、

70歳代以上

です。

さらに
女性だけでみると、
ガンの死亡率が
もっとも
高い世代は
どこだと思いますか・・・?

それは、

50歳代なのです。

50歳代って
高齢者では
ないですよね・・・

70歳代以上への
高齢化が、
日本のガン死亡者数が
増え続けている
要因ではないのです。

ちょっと
厚労省の資料を
分析するだけで、
わかることなのに、

こんなことすら
わからない
(分析できないのかしら?)
医療関係者が
多いのです・・・!

もう一度
言います。

日本の高齢化が、
ガン死亡者数を増やしている
わけでは、
決してありません。

日本人は
とっても
まじめな国民です。

これは、
私も認めます。

国の言うこと、
おかみの言うこと、
偉い人たちの言うことが、
いつも
正しいとは
限らないのです。

日本の
ガン死亡者数が
減らない事情について、

もう少し
話を続けますが、

続きは、
次回です。

ではまた・・・