矢沢隆夫です。

2025年7月6日(日)、
東京にて

『幹細胞培養上清療法』

に関する研究会が行われ、
参加してきました。

培養上清・・・とは?

でしょうか。

幹細胞治療なら、
聞いたことありますよね・・・

傷んだ臓器などが
あるとすると、

その臓器を構成する細胞に、
幹細胞が変身(分化といいます)
して、傷んだ臓器の構成細胞に
なる治療です。

この治療により、
傷んだ臓器は、修復され、
再生するのです・・・

わかりやすいですよね・・・

使うべき幹細胞はというと・・・

・脂肪組織由来幹細胞
・骨髄由来幹細胞
・歯髄由来幹細胞
・臍帯由来幹細胞
・臍帯血由来幹細胞

などがあります。

ただ、
この治療は
細胞治療であり、
血液型に
相性があるように、
細胞治療にも
相性が
あるのです。

相性が合わないと、
当然、
“免疫拒絶”が
起こり得ます・・・

そして、
今、俄然
脚光を浴びだしてきたのが、
これから
お話する
幹細胞培養上清療法・・・

どういう
治療方法かというと・・・

幹細胞を
培養していると、
幹細胞自身から
いろんな
分泌物がでてきます。

サイトカイン、
成長因子
などなど・・・

これらの分泌物と、
培養液を合わせたものを

『上清(じょうせい)』

といいます。

この上清・・・
なんと、
幹細胞治療と同等の
効果があることが
明らかになってきました。

そして
この上清には、
細胞がないので、

当然、
免疫拒絶は
起こりません・・・

こんなうまい方法を
使わない手は
ありません・・・

ただ、
この
分泌物 + 培養液
からなる上清から、
いかに優れた効果を
発揮する物質を抽出し、
よろしくないものを
排除するか・・・

つまり、
有効性と
安全性

さらにこの治療に
かかる費用・・・

が今後の
課題になります。

いい治療では
ありますが、
有効性、
安全性、
そして
費用・・・
については、
まだまだ
検討の余地が
あります・・・

培養液を販売している
業者は、
もっともっと
データを
オープンにすべきなのですが、
なかなかオープンに
してくれません・・・

私も
この治療の
導入を検討してます。

もうちょっと
きめ細かい
情報収集をして、

有効性、安全性の
最大化をはかりながら、

なるべく
リーズナブルな
お値段で
この治療を
提供していこうと
考えております・・・

お楽しみに・・・