矢沢隆夫です。
今回は、
免疫細胞療法の
1)リンパ球治療
についてお話します。
この治療は、
現在、
どのリンパ球を
組み合わせて
使用するか・・・
との観点から、
4種類に
分けられます。
それは、
①混合型リンパ球治療
②特殊型リンパ球治療
③特異的リンパ球治療
④超特異的リンパ球群連射治療
です。
それぞれ
説明します。
①混合型リンパ球治療
主力となる
免疫細胞は以下の四つ。
・NK-T 細胞・・・最高指令官です。
・NK細胞・・・実行部隊の、非特異的攻撃のかなめ。
・キラーT 細胞・・・特異的攻撃の要です。
・ヘルパーT 細胞・・・中間管理職的な立ち位置のリンパ球です。
この四つの免疫細胞を
バランスよく
増強します。
もっとも
標準的な
リンパ球治療に
なります。
特徴としては、
バランスがとれていること、
抗ガン剤との併用にも向いていること、
やさしく、
おだやかな効果がある
などです。
残り3つの
リンパ球治療の説明は、
次回にします。
ではまた・・・