今回は樹状細胞療法に、高濃度ビタミンC点滴療法を併用するメリットについてお話します。
高濃度ビタミンC点滴療法は、欧米だけでなく、わが国においても5年前位から、ガン治療や、うつ病の治療などとして行われており、どんどん普及しつつあります。
高濃度のビタミンC点滴療法のみでも、その抗ガン作用により、ガンと十分に闘うことはできます。
また樹状細胞療法や、活性化NK細胞療法等の免疫細胞療法のみでもガンと十分に闘えます。
ということは、それらを組み合わせれば、単独の治療よりもさらに効果的にガンをやっつけることができることは容易に想像できますよね。
樹状細胞には、酸化型と還元型があります。酸化型は悪い樹状細胞、還元型は良い樹状細胞です。
体が酸化している状態では、還元型樹状細胞を投与しても、その樹状細胞はすぐに酸化されてしまいます。
酸化型樹状細胞を還元型樹状細胞に戻すには、強い“抗酸化力”を有する高濃度ビタミンC点滴療法の併用が
非常に効果的です。
高濃度ビタミンC点滴療法で、ガンをやっつけながら、投与された樹状細胞を還元型の状態で維持することで、
さらにガンに追撃をかけて、やっつけてしまうのです。
これが、ガン治療における個別化医療であり、世界の最先端をいく治療法です。
この治療法が、現にたかおクリニックでは行われております。
標準治療(手術、抗がん剤、放射線治療)のみでうまくいかない方(ほとんどの方がそうだと思います。)や、標準治療
に疑念をいだかれる方は、当院に遠慮なくご相談ください。
もんもんと悩んでいるだけでは、問題は解決しません。
次回から、「アレルギーおよびアトピ性疾患に対するオーソモレキュラー治療」についてお話します。