世界全体でみてもガンに罹患する人はどんどん増えております。どれくらい増えているかというと、2013年の世界保健機関(WHO)の報告によれば、世界全体で、新たなガン患者は毎年1,400万人になっており、ガンによる死亡者は760万人とのことです。単純に計算しても、毎年1,400万人-760万人=640万人ずつ、ガン患者は増えているのです。これは、異常な数字です。さらにWHOは、今後、ガンに関して何らかの対策を強化していかないと、今後20年で、
ガン患者は倍増していく可能性も指摘しております。
ガン死亡例で一番多いのは肺ガン。そのうち8割は喫煙が関与してます。次いで多い死亡例は女性の乳ガンです。
運動不足、アルコール飲料もガンの原因になるとWHOは訴えております。

ひるがえって、日本はどうか。今日本では、2人に1人がガンになり、3人に1人がガンで亡くなっております。
WHOの指摘により、ガンに関して何らかの対策を強化しないと、“ガン患者は倍増する”ということは、
“日本人は全員ガンになる”ことを意味します。
これは恐ろしいことです!
現在、日本人の何人がこのことに気づいているのでしょうか?

次回はいよいよ、個別化医療におけるガン治療とは何ぞや?と話を進めていきます。

さて、明日9月8日(日)午前10時より、
新潟駅前(万代口)すぐ右のコープシティ花園「ガレッソ」で、アンチエイジングセミナー
(公開講座)を行います。肥満や脳のコントロールとしての運動の重要性や、
新しいガン治療についてのお話をします。ぜひ、いらしてください。