矢沢隆夫です。
合唱(コーラス)というのは、
団体で、
歌を歌う
ものです。
ですので、
一人で、
自分だけの
思いを、
自分の
歌い方で
歌うのとは、
ちがうのです。
団体で
歌うときに、
みなが、
それぞれ、
自分流に
勝手に
歌っていたら、
美しい歌に
なると
思いますか?
思いませんよね。
そうです。
みんなが、
勝手に
バラバラに
この歌い方が
最高なんだ、
なんて
気持ちで
歌っていたら、
いいコーラスには
ならないのです。
では、
どうしたら
いいのか?
コーラスは、
団体競技
的なところが
あります。
スポーツの
団体競技に
似ている
ところが
あるのです。
たとえば、
サッカー。
一人一人のプレーヤーが
自分たちの
分担のプレーを
勝手に
やっている
わけではない
ですよね。
攻めたり、
パスしたり、
ときに
後退したり、
相手を振り回したり・・・
これを
複数のプレーヤーが
一体となって、
やっており、
そうしながら
得点を入れる。
コーラスも
これに似ている
のです。
自分の
パートを
ていねいに
歌うことは
もちろん
大事です。
ですが、
団体競技的なので、
自分がていねいに
歌いつつ、
自分と
同じパートの人が
どう歌っているかを
同時に聴き、
それに
同調しようとする
姿勢が大事
なのです。
さらに
同じパートで
同調しようという
意識のもとで、
他のパートの
歌も聴き取り、
それにも
同調しようとする
歌い方が
大事に
なってきます。
サッカーでいう、
連携プレーと
いわれるものが
それに
近いのだと
思います。
コーラスで
これが
うまく
表現できるようになると、
前回も
言いましたが、
すごいことが
起こるのです。
何・・・?
続きは
次回です。
ではまた。