矢沢隆夫です。

ラファエロが
マリアに導入した

「ターバン」

のほかに、

衣装の面でも、
彼は、
大胆に
改革しました。

従来の
宗教画における
マリアというのは、

青いマントに、
赤いドレス
が定番だったのです。

赤は、
「天なる聖愛」、または「信仰の情熱」
を象徴し、

青は、
「天の真実」、または「貞節」
を象徴しておりました。

ちょっと話がはずれますが、
日本の歌舞伎の世界では、

赤は、「正義の味方」

青は、「悪」

を象徴しています。

青に関しては、
ルネサンスと
日本の歌舞伎では、象徴の内容が
大きく異なります。

一方、
赤は、
同じベクトルになっているのは、
面白いですよね。

話をもどします。

ラファエロは、
マリアの衣装の色として、
赤、青にプラスして、
緑を加え、

マントではなく、
柄物の
ショールを
もってくることによって、
華やかな印象を
与えたのでした。

このショールは、
東方文化の
“いいとこ取り”
だったのです。

さらに、
聖性の表現として、
「金色の光」が
あります。

これについても、
ラファエロは、
面白い描き方を
しております。

どんな描き方か・・・?

続きは
次回です。

ではまた。