矢沢隆夫です。
本日はこの項の
まとめです。
ヘム鉄が不足すると、
①心臓循環系の
オーバーワークから、
心悸亢進(動悸や息切れなど)
をきたす
②全身組織、
特に中枢神経の機能が低下
中枢神経機能低下症状として、
抑うつ状態、
不安感、
睡眠障害、
種々の自律神経症状
を認める
③末梢血管が収縮し、
皮膚や粘膜が蒼白になる
等がでてきます。
特に今回
言いたかったことは、
ヘム鉄の
不足で
②の抑うつ状態、不安感、
さらに、
パニック症状さえ
きたす、
ということです。
その対策としては、
レバーなど、
ヘム鉄を多く含む食材の
摂取、
メディカルサプリによる
「ヘム鉄」の摂取が
必要です。
さらに
ヘム鉄の
吸収を促進させるために、
十分量の
ビタミンC、
タンパク質の
摂取が必要になります。
皆様方、
そして皆様方のご家族・知人等の
方々が
抑うつ症状や、
強い不安感、
そして
パニック症状を
呈した時、
呈しやすい時に、
すぐに、
抗うつ薬や、
安定剤に
とびつくのではなく、
「ヘム鉄は大丈夫か?
足りているか・・・?」
という視点を
もたれるように
してください。
次回より、
「ピロリ菌は悪者か?」
について
お話していきます。
お楽しみに。
ではまた。