矢沢隆夫です。
こんにちわ。

フェルメールの話も
今回が3回目に
なりました。

わずか43年間しか
生きなかった
フェルメールですが、
とっても
素敵な生涯だったのだと、
私は考えてます。

さて前回の
話の続きをしましょう。

フェルメールと、
アインシュタイン、
スピノザ、
そして
レーウェンフックが、
どう関係していたのか。

フェルメールと、
スピノザ、
レーウェンフックは
みな、オランダ生まれで、
同時代に生きました。

彼らの300年後に
アインシュタインが
登場してきます。

アインシュタインは
スピノザを
崇拝しておりました。
どうしてかは
よくわかっておりません。

スピノザとは何者か。

中学校や高校で習った、
哲学者スピノザ
といえば、
そんな人いたような、
いないような
気がするでしょうか。

そうです。
あの有名な
哲学者スピノザです。

ちょっと
変わっているところ
といえば、
レンズ磨きを
生業としていた
ところです。

このレンズ磨き・・・

これが、
実は大きな運命を
握ることになるのです。

アムステルダムで
哲学を研究していた
スピノザは、
無神論として
異端視され、
(今でこそ、
無神論というのは、
異端ではありませんが、
17世紀では、神ありきが
大前提で、
無神論など
もってのほかだったのです。)
アムステルダムを
追放されました。

レインスブルフという
所に流れ着き、
そこで生きて行くために
レンズ磨きを
せざるを得なかったのです。

レンズ磨きを
しているうちに、
スピノザは、
光の屈折に興味を
持つようになったのです。

もしかしたら、
このとき、
スピノザは、
光の粒子性に気づいたかも
知れませんが、
それは
さだかではありません。

スピノザが磨いた
レンズは、
どこに行ったか?

続きは次回です。

ではまた。