矢沢隆夫です。

今回は、
ピロリ菌の
疫学について
お話します。

①ピロリ菌感染は、
 5歳以下で起こる。

②ピロリ菌の除菌を
 しない限り、
 感染は生涯続く。

③ピロリ菌感染全体の
 8割が家庭内感染。
 それも母子間が主流。

④感染経路は、
 口ー胃感染。

飲み水や、食べ物を
介して
口から
入ってくると
考えられています。

若い世代ほど、
感染率は
減少しています。

⑤現在70歳以上の方々の感染率・・・80%
 60歳台・・・40%
 50歳台・・・30%
 40歳台以下・・・20%以下

世代によって
感染率は
こんなにも
違うのです。

飲み水等から
感染すること、
若い人ほど、
感染率が
低くなることなどから、

飲み水等の
「衛生状態」が
関係していそうなことは
想像できますよね。

実際に、
関係しているのですが・・・

⑥現在の日本の
 ピロリ菌感染者数・・・3,600万人
 
 日本人の3人に1人が
 感染しています。

⑦感染者の多くが
 胃粘膜萎縮を伴う

では、
ピロリ菌に感染すると、
どんな病気になるのか・・・?

続きは
次回です。

ではまた。