矢沢隆夫です。

ダ・ヴィンチは、

「勇姿」

をどう表現しようとしたか・・・

ミケランジェロが
1501年から着手していた
「ダビデ」像が
1504年に完成。

その設置場所をどこにするか
という審議委員に、
ダ・ヴィンチも
加わっておりました。

実は、
この
審議委員だったことが

彼の目指す、
「勇姿」
の表現形成の
大きなヒントに
繋がっていきます。

ミケランジェロの
「ダビデ」像は、

ミケランジェロ自身が
1494年に
彫り上げた
「ヘラクレス」から
取ったもので、

これは、
フィレンツェの人たちから
大絶賛されました。

当然のことながら、
ダ・ヴィンチも
その影響を
受けます・・・

筋肉質で
成熟した
男性・・・ヘラクレス・・・

解剖学者でもあり、
画家でも
あった
ダ・ヴィンチは、

ヘラクレス
にヒントを得、
そこに、

“勇ましさと、
美しさ”

を追究していきます。

さあ、
ダ・ヴィンチは
どう追究していったか・・・?

ダ・ヴィンチの
生涯のテーマでもある、

生命現象の探究と、
美しさの探究・・・

これが、

「勇姿」

をきっかけに
展開されていくことに
なります・・・

ダ・ヴィンチの
“わくわく感”が
伝わってきますよね・・・

続きは
次回です。

ではまた・・・