矢沢隆夫です。

人体の比例に
ついて、
驚くほど
様々な検証を
行ったダ・ヴィンチ。

顔面については、
様々な比例に関する
個別データを
集積し、
そのデータから
彼は、

「ダ・ヴィンチにとって完璧と
考えられる人格の顔」

を作り出そうとしました。

頭や顔を
構成している部分の
比率を変えて、
さまざな
容貌を作り出しました。

そして、
それらの比率を微妙に
調節することにより、

人の「喜怒哀楽」の
表情を
表現できるように
なったのです。

喜怒哀楽の
表出を

何となく適当に
直感的にではなく、

緻密な計算を
通して

「科学的」

にやっているところが
すごいところです。

そして、

単なる
喜怒哀楽のみならず、

「神性」、

「崇高な精神性」、

「慈愛」

などを示す微妙な表情や、

人の心の中に潜む
悪徳の表情なども

顔の各パーツの絶妙な
調整によって
描きだそうとしたのです。

ダ・ヴィンチの人物像画を
観る時には、

「比例の調整」

という意識を持って

眺めてみてください。

どの人物像も

何とも言えない

絶妙な表情をしているのです。

代表画のひとつである

「モナ・リザ」

この絵に描かれている

 

女性の微笑。

ジーっと、ジーっと
ただただ眺めていると、

何となく
うれしそうにしている微笑・・・?

神聖なる微笑・・・?

若い・・・?

それとも
それなりに年をとっている・・・?

もしかして男性・・・?

などなど
いろんな微笑に見えてきます。

というか、
そう見えるような比率の調整を
ダ・ヴィンチが意図的に
行ってできた

「微笑」

なのです。

まさに

天才・・・!

ですよね・・・

さて、

「霊魂」

について、

 

ダ・ヴィンチは
どう考えていたか・・・?

これは

次回にします。

今回は、
アンク会員Kさんより、
以下の
洋ランを
持ってきていただきました。

❶ハヤウン ゴールド
「ヤン コン」

 

黄色い花が
雄々しく咲いております。

❷マキシラリア
「ポルフィロステレ」

甘い香りがする
黄色い花が

ちょっぴり可憐な
感じで咲いております。

❸タイガーアイ
「レッドビューティ」

紅色の花が

誇らしげに
咲いております。

Kさん
どうも
ありがとうございました。

ではまた・・・