矢沢隆夫です。
ヒカゲノカズラ、
ツルマサキ、
竹の葉・・・
この3つを
アメノウズメが踊るときに
なぜ、
身につけているのか・・・?
解説しましょう。
ヒカゲノカズラ・・・
ブラシのような
針状の葉を持つ、
常緑のシダ植物。
切り取っても
長期間にわたり、
緑を
保っていられます。
それゆえ、
「生命力を高める」
力があると
信じられておりました。
ツルマサキ・・・
ツル性の木。
常緑で、
岩や他の樹木を
よじ登ることが
でき、
たくましい生命力が
あります。
竹の葉・・・
これは、
言わずもがな・・・
でしょう。
竹は
恐るべき速さで
すくすく成長する
植物の代表選手
ですよね。
今でも
私たちの生活にも
竹やタケノコは
よく
登場します。
アメノウズメが
タスキにかけたヒカゲのカズラ、
カツラにしたツルマサキ、
手に持った竹の葉
に共通なもの・・・
そう、
それは、
生命力の強い植物
だということです。
アメノウズメは、
これら生命力の高い
植物を
呪術的な
効果の高い、
“よろい”
として
身にまとっていたのです。
なぜ、
「生命力の高い植物」が
選ばれたのか・・・?
続きは
次回です。
ではまた・・・