矢沢隆夫です。

サルタヒコの母である
キサカヒメは、

「赤貝の神」

でした。

どうでしょうか・・・
わかりますか・・・?

想像をめぐらして
みてください・・・

女陰を象徴するような
名前の母から、

男根を象徴するような
鼻をもった
サルタヒコが
誕生したのです。

そして、
その
サルタヒコは、

路傍の石神や、
道祖神としての
役割を担う神となった・・・

面白いですよね・・・

『古事記』には、

アメノウズメが
踊った様子が
くわしく書かれています。

「天(あめ)の
香山(かぐやま)の
ヒカゲノカズラを
タスキにかけ、
ツルマサキをカツラにして、
天の香山の
竹の葉を束ねて
手にもって、
天の岩戸の前に伏せておいた槽(おけ)に乗って
足を踏みととどろかし、
神懸かりして・・・」

ここでの
“神懸かり”とは、

神霊が人間に乗り移ることです。

神懸かった後に
何をするかというと、

サルタヒコと対面したときと
同じような
ちょっと
エロティックポーズを
とります。

このポーズに
どんな意味があるのか・・・?

ヒカゲノカズラ、
ツルマサキ、
竹の葉

との関係は
どうなっているのか・・・?

続きは
次回です。

ではまた・・・