矢沢隆夫です。
「ヤチマタの神」である
サルタヒコと、
「ヤチマタの怪物」である
ヤマタノオロチ ・・・
これらの神と怪物は、
果たして
同一生命体(人でもないし、動物とも違うので
あえてこのように表現しました。)
なのか・・・?
サルタヒコの
生誕地は、
出雲(いずも)。
「出雲風土記」
という記録が
あり、これは、
ほぼ原本に近い形で
現在も管理されております。
これには、
「出雲には、
佐太大神(サルタヒコのこと)
はいたが、
ヤマタノオロチは
いなかった」
と記載されております。
一方、
「古事記」、
「日本書紀」
では、
「出雲には、
ヤマタノオロチは
いたが、
サルタヒコは
いなかった」
との記載が
あります。
どっちが本当なのか・・・?
他の多くの資料等より、
サルタヒコの
生誕地が
出雲であることは、
ほぼ間違いないようです。
とすると、
「古事記」や
「日本書紀」の
編者が、
「神と怪物を入れ替える操作」を
意図的にやったと
考えるのが妥当です。
では、
なぜ、
そんな「入れ替え操作」
をしたのか、
しなければならなかったのか・・・?
ホント、
推理小説チックですよね・・・
続きは
次回です。
お楽しみに・・・