先回は、アレルギーおよびアトピー性疾患に対する
オーソモレキュラー(分子栄養学)治療の具体的な
アイテムとして、いくつかのメディカルサプリメントを
ご紹介しました。

本日は食事と運動についてです。
最も基本的な生活スタイルに関わることです。

糖質を主体とした過食(過食と思ってない方も
非常に多いんです。)、
保存剤・添加物がてんこ盛りの食事、
そして運動不足、
さらに子どもでは、親の過保護や、
甘やかされてリラックスしきった生育環境。

今日では当たり前すぎる生活です。
実はこれが、非常によくないのです。

こうした生活では、心身のメリハリを欠きがちになり、
過度に副交感神経優位になり、
リンパ球が過剰になります。

リンパ球が過剰になれば、
わずかな外的刺激にも
過敏にアレルギー反応を起こすのです。

表現を変えて言うと、
副交感神経が過度に優位になると、
うっ血を生じます。
そうすると、体内にアレルゲンとなる
物質や毒素が停滞します。

体はこれを排泄しようとして、
皮膚からは皮膚症状(発疹、かゆみ、浸出液等)、
呼吸器からの排泄は、
鼻炎や喘息という形をとります。

ほんとに!と思われる方も多いと思いますが、
本当です。

そこで先日言いましたように、
食事については、
・タンパク質中心で、野菜・くだものを
 できるだけ多くとる。
 できるだけ多くとは、
 野菜・くだもので1日400~600グラム位。
 (100グラムで小皿にのるくらいです。)

運動については、
・運動強度40%くらいで、
 有酸素運動、筋力トレーニングをして
 活動性をあげる。
 1日合計40分位です。
 (週2~3日でOKですが、できれば毎日)

が大事になってきます。
これで、リンパ球過剰が改善されます。

どうでしょうか。
納得がいかない方はいつでもご連絡ください。

実践が大事です。
早速本日より、実行してみてください。

次回は自律神経免疫療法による
アプローチをお話します。

ではまた。