今日は、
こどもの精神症状・行動障害と
分子栄養療法の続きです。

ビタミンB群のお話を
しておりました。

分子栄養療法では、
“睡眠障害がある人には、
ビタミンB6が不足している”

と、判断します。

これ、はじめて聞く人も
多いかと思います。

睡眠リズムを
調整しているホルモンは、
調整系ホルモンである
メラトニン。

このメラトニンという
大事な大事な
ホルモンは、
ビタミンB6が
ないとつくれないのです。

これは非常に
大事なポイントです。

よく覚えておいてください。

眠れない、
というときに
安易に安定剤、
睡眠導入剤、維持剤
に走るか、
メラトニン
で調整するかで、
人生は大きく変わります。

メラトニンという
ホルモン、とっても
すぐれもののホルモンです。

単に睡眠リズムの
調整だけしている
ホルモンではありません。

抗ガン作用、
抗認知症作用、
骨代謝の改善、
メタボのコントロール
加齢のコントロールなどなど・・・
すごいことを
たくさんしているのです。

目先の安定剤、
睡眠導入剤、維持剤に
とびつくと、
依存症→ガン、認知症と、
人生まっしぐらに
急降下していきます。

怖いですね。

乳児が夜泣きを
してぐずるのも、
母乳に含まれる
ビタミンB6が不足
しているためです。

けっして、
乳児が聞き分けが
ないのではなく、
“栄養”の問題なのです。

この事実を知らない、
小児科の先生、看護師
さんもまだ多いですね。

それで、泣きぐずる乳児に
虐待する
若いママさん、パパさんが
今もたくさんいます。

とっても
悲しいことです。

母乳を与えるママさんが、
ビタミンB6の摂取量を
増やすことで、
夜泣きは
ピタッととまるのです。

さらに、ビタミンB群には、
知能の発達と、
学習力の向上
という大切な
働きもあります。

これについては、
来年2015年に
お話します。

「薬では、病気は根治はしないし、
予防すらできない」

先日行ってきた、
アメリカの抗加齢医学会総会でも
ますますこのことを強く
実感しました。

お金持ちや、
知識階級だけでなく、
多くの欧米人たちは、
このことに
気づきはじめています。

日本でも少しずつですが、
薬中心の医療に疑問を
持つ人たちが、医師たちも
含めて増えてきております。

正しい食事、
分子栄養療法(点滴療法、
メディカルサプリ)、
運動、
自律神経免疫療法

によって、
人生は本当に喜びに満ちた
輝かしいものになります。

たかおクリニックにお通いの
皆様、
アンチエイジングセンターアンクの
会員の皆様の
様子をみていると
このことが実感できます。

というより、自分が予想していた
以上に、心身ともに、
皆様元気で生き生きとして
おられます。

来年2015年も
食事指導、
分子栄養療法、
運動、
自律神経免疫療法の
普及に力を入れていきます。

これらを皆様に上手に
取り入れてもらい、
病気の改善、予防をはかり、
幸せな人生を歩むお手伝いを
させていただきます。

私自身も、
来年2015年は、
仕事や勉強・研究だけでなく、
マラソン、ダンス、山登りも含めて
いくつか新たなことに
挑戦する予定です。

来年も素敵で幸せな
1年にしましょう。

今年も私の尊敬する
渡辺和子先生の
お言葉でしめくくります。

「置かれた場所で咲きなさい」

「幸せは、いつも自分の
 心が決める」

ではまた。