今日は、ビタミンB群の続きを
お話します。

せっかく“エネルギー源”が
体の中に入ってきても、
ビタミンB群が不足していると、
エネルギーに代謝できません。

どうなるかというと、
その“エネルギー源”は、
そのまま脂肪として
蓄積されます。

いくらも食べてないのに、
体重が減らない、
おなかまわりが大きくなった、
あるいは、体重が増えた・・・・

さらには、水のんでも太る・・・

なんて話を身の回りで
聞いたことありませんか。

あれ、まんざらうそでもありません。

ビタミンB群がかなり不足していると、
エネルギー源を少量しか
摂取してなくても、
エネルギーになれず、
そのまま脂肪になって
しまっているのです。

これ、代謝がいいのではなく、
代謝が悪いから起こる
ことなのです。

だから、“太りやすい”というのは、
決して自慢できる話では
ないのです。

だからといって、
悲観することでもありません。

“ビタミンB群が足りないんだ”
という気づきから、
せっせと、
野菜、果物、
そして、メディカルサプリメントで
マルチビタミン(8種類のビタミンB群が
一緒に含まれるもの)
を摂取すべきなのです。

このことからダイエットについても
気づきませんか。

そうです。
効果的かつ健康的な
ダイエットというのは、
食べながら、
ビタミンB群の摂取を
増やすべきなのです。

運動はもちろん、
ダイエットにも
効果的なのですが、
ビタミンB群の摂取が
不十分だと、
なかなか運動で
結果が出せません。

タンパク質摂取を
十分しながら、
ビタミンB群を
たっぷり摂る。
そして、トレーナーのもとで
楽しく運動を行えば、
いやでも、ダイエット効果
は出てきます。

現実には、
たったこれだけのこと
だけでもできないでいて、
ダイエットや、体重コントロール
に苦しんでいる人たちが
あまりにも大勢います。

こどもたちも
例外ではありません。

壁にぶちあたっている
あなた、
いつでも
たかおクリニックに
ご相談ください。

話を続けます。

ビタミンB群は、
こどもの“心”にも
大きく影響します。

やる気や、元気を
もたらすアドレナリンや
ドーパミン、
興奮を抑えるギャバ(GABA)、
セロトニンや、メラトニンなどの
調整系ホルモン・・・・

これらがバランスよく分泌・機能
することで、
健全な精神が
維持できるのです。

そしてこれらの
ホルモン群をつくるために、
ナイアシン、ビタミンB6、
葉酸などが必要に
なってきます。

眠れない人って
たくさんいます。

睡眠障害ってやつですね。

精神科や、心療内科、
または内科に行くと、
日本では、いとも
簡単に“睡眠剤”を処方
されます。

たまたま
本人にしっくりくる、
“睡眠剤”に遭遇すると、
本人も気分いいし、
処方した医師も上機嫌。

万事めでたし・・・・・

と、言いたいところですが、
世の中、
そんな簡単に
うまくは行きません。

実際には、
睡眠剤を服用するほどに、
“依存症”の道をまっしぐら。

それで済むなら
まだいいですが、
服用歴が長くなるほどに、
免疫系が落ちてきて、
ふと気が付けば、
ガン、認知症発症。

ええー、
そんなはずじゃなかったのに・・・・

という顛末をたどります。

これ、世の中で、
実際に起こっていることです。

ガン、認知症増えてますよね。
世界中で。特に日本はひどい。

では、どうするか。
分子栄養療法では
どう対応するのか。

続きは次回です。

新潟では、
例年より早く、雪が
降ってしまいました。
また、
インフルも流行しております。
今年のインフル、少し
たちが悪そうです。

うがい、手洗いはしっかり
行ってください、

と言いたいところですが、

“栄養、運動、睡眠を十分に。
そしてなおかつ、うがい、手洗いを
しっかり行ってください”

がより適格な助言です。

うがい、手洗いだけ
しっかりしていても
栄養、運動、睡眠が
不十分であれば、
意味ないです。

ではまた。