矢沢 隆夫です。

「桜咲く 心を開き世に問わば
        春の心は 幸せたるらん」
                    ・・・たかお

日本中、
桜が咲き誇る
時期になってきました。

この時期になると、
何がどうと
いうことも
ありませんが、
“桜”の動向が
気になってきます・・・

日本人が
桜に対して
特別な思いを
馳せるようになったのは、
もう1000年以上前です。

その頃は、
今の時代よりも
桜に対する
思いは
もっと強かったかもしれません。

『世の中に たえて桜のなかりせば
      春のこころは のどけからまし』
                     ・・・在原 業平

これは
在原業平の
有名な歌です。

わかりやすい
内容ですよね・・・

在原業平は、
どのような
思いを
桜に対して
馳せていたのかしら・・・

と、
今頃の時期になると
考えてしまいます。

私の住む三条は、
各家庭のお庭や、
道路脇なども
含めて、
いろんな
ところに
桜の木があります。

ですので、
桜で有名な

「・・・公園」

などに行かなくても
十分
楽しめます・・・

自分の運営する
クリニックが
三条市役所の
向かいに
あることから、

市役所に
ある桜の木を
一年中
観ております。

そして
この桜の
5~6分咲きの頃が
私は
一番好きです。

どんなふうに
見えるかというと・・・

桜の花びらを
身にまといはじめ、
これから
もっと
花びらで
着飾り、
より優美な
姿になっていく・・・

桜の木なのですが、
上記のような
“人っぽく”
見えてしまうのです。

ほとんど
妄想ですよね・・・

そして
この妄想から

とっても
幸せな気持ちになれる・・・

そういう
不思議な力が
桜には
あるのです・・・