矢沢隆夫です。

2024年6月11日(火)、
りゅーとぴあにて

ヴォーチェ弦楽四重奏団による
コンサートが
開催されました。

今回は、

ドビュッシー、
ラヴェル、
バルメール、
マントヴァーニ

らの弦楽四重奏曲が
演奏されました。

ヴォーチェ弦楽四重奏団・・・

2004年、
パリ国立高等音楽院で
結成された
弦楽四重奏団。

多岐にわたる
世界のクラシック音楽シーンで
常に
好奇心旺盛で、
冒険的な存在として
認知されてきている。

ヨーロッパ、
アジア、
北米、
南米、
北アフリカ等で
演奏活動を展開。

ドビュッシー・・・

今回の弦楽四重奏曲で、
伝統的な枠組みの中に、
あいまいな調性を
取り込み、
感性による音楽を
追求しました。

なぜ、
今回のような
音楽を
ドビュッシーが
追求するに至ったか・・・?

弦楽四重奏曲に
着手する数年前に、
パリ万博で
アジア音楽に出会い、
その音楽性に
いたく
感銘を受けました・・・

ドビュッシーは、
従来の
ベートーヴェンらによって
つくられた
ドイツ・クラシックに、
アジア音楽を融合させた
のです。

その結果できあがったものが、
今回の

弦楽四重奏曲 ト短調

です。

ちょっと聴いただけでは、
これ、
クラシック・・・?

っていう印象を
持たれるかも
しれません・・・

『ぼくはこれまでの
音楽を忘れようとしている。
そうした音楽は、
ぼくが今知らない、
あるいは明日知るかもしれない
音を聴く妨げになるからだ』

これ、
ドビュッシーの
名言です。

今回の
ヴォーチェ弦楽四重奏団は、
ドビュッシーらの
革新的、前衛的な
楽曲を
みごとに
演奏してくれました・・・