矢沢隆夫です。

率川神社(いさがわじんじゃ)の
三枝祭(さいくさのまつり)は、

「ゆりまつり」

とも呼ばれます。

日本を代表する
百合とされる
ササユリ(笹百合)も

“辟邪(へきじゃ)”
(邪を追い払う) の
力があると
信じられており、

髪飾りに
用いられておりました。

三枝祭
(さいくさのまつり)の
際には、
三輪山で
採取されたササユリが
大神神社から
率川神社へ運ばれ、
そのササユリで飾った
神酒が奉献される
習わしがある・・・
とされております。

サユリは
ユリの総称とも
解されます。

サユリのサは、

小百合などで
表記されるように、

“小さい・・・かわいい”

という意味が
込められては
いますが、
それだけでは
ないのです・・・

サユリのサは、

サイクサの意味も
もっていると
考えられます。

どいうことかというと、

サイクサ(三枝)は
邪気を払う力を
もっていることから、

サユリ・・・サイクサのユリ

とも読むことができ、

サイクサのユリとは・・・

“邪気を払うユリ”

と理解できるのです。

今日でも

吉永小百合・・・私が大好きな女優です!

のように、

小百合という名前が
普通に使われておりますが、

小百合・・・サユリ・・・サイクサのユリ
              ↓
            邪気を払うユリ

から、

小百合(さゆり)とは、

かわいい
ユリでありながら、
邪を追い払う
ことができるユリ
でもあるのです・・・

深いですよね・・・

ちなみに
私の長女の
名前は、

さゆり

です・・・

では、
ツバキはどうか・・・?

続きは
次回です。

ではまた・・・