矢沢隆夫です。
今回より、
サルタヒコについて、
少し掘り下げて
お話していきます。
どうぞ
おつきあいください。
サルタヒコは、
天上から
天降ってきた
アマテラスの孫にあたる
ニニギの一行が、
高天原のある天上と、
葦原中国のある地上との
境界にある、
ヤチマタに
差しかかったときに、
ヌーっと
登場します。
このシーンを
古事記では
次のように
説明しております。
「ヤチマタにいて、
上は、高天原を照らし、
下は、葦原中国を照らす神、
ここにあり・・・」
サルタヒコとしては、
自己紹介している
つもりなのですが、
天降りしているニニギの
一行には、
何がなんだか
わけがわからず、
正体不明の
怪しいものが
現れた・・・
と
アマテラスに報告しました。
アマテラス大神としては、
その者(サルタヒコのこと)が
何者なのか、
問いただすよう、
ニニギの一行に
命じました。
ところが、
ニニギの一行である
神々は、
サルタヒコに
何者であるか
問いただそうとしたのですが、
ことごとく
失敗。
なぜか・・・?
相手(サルタヒコ)に
にらまれると、
皆、口が
きけなくなって、
かたまってしまったのです。
なぜ
サルタヒコに
睨まれただけで、
ニニギの一行の
神々は、
口がきけなくなったのか・・・?
続きは
次回です。
お楽しみに・・・