矢沢隆夫です。
ダ・ヴィンチは、
ガレノスの見解を
次のように
発展させたのです・・・
「霊魂は、
判断の部位に座を占めている。
判断の部位は、
全感覚が集合する
共通感覚と呼ばれる部位
にあると考えられる。
多くの人が
考えてきたように、
霊魂は
全身の至るところにあるわけではない。
判断の部位にあるのだ」
もうちょっと
わかりやすく説明すると・・・
視覚、聴覚、嗅覚、触覚など・・・
のすべての感覚は、
有効の索である
神経を通過して、
共通感覚に情報を
伝え、
共通感覚より、
霊魂に
情報が伝わる・・・
すなわち、
すべての感覚が
感覚神経を
通過して
共通感覚に
情報が伝えられ、
その情報が
霊魂(今で言う随意中枢のこと)
に伝わり、
そこから
運動系の神経を
通って、
筋肉や、腱が動く・・・
どうでしょうか。
すばらしいですよね・・・
このダ・ヴィンチの
考え方は、
今でこそ、
“普通”ですが、
ダ・ヴィンチの
生きていた頃には、
“普通”では
なかったのです。
ところで、
ダ・ヴィンチの
初期の解剖で、
ダ・ヴィンチが
強い関心をもった
領域は
どこだったか・・・?
続きは
次回です。
ではまた・・・