矢沢隆夫です。
「ヤチマタの神」である
サルタヒコの
生誕地は、
出雲。
古事記、日本書紀では、
天津神は、
出雲に
天降りしております。
はじめは・・・
ところが、
ある場面にくると、
いつの間にか、
天津神は、
九州の
日向に天降ったとの記載に
なっているのです。
天降り先が
出雲から
九州の日向へ・・・
表向きは、
地上の道筋にくわしい
国津神の
案内人にすぎない
サルタヒコが、
自ら
天津神の
天降り先を
決めているのです。
これは
何を意味しているかというと、
「国譲り」と
呼ばれる、
“政権交代”の
当事者として、
大国主と同等
もしくは
それ以上に
何か重要な
役割を、
サルタヒコが
果たしていた可能性を
考えさせます。
実際に、
日本書紀では、
サルタヒコを
アマテラス
と同格の
「大神」
と呼んでいる
記載もあります。
天降り以前から
地上にいた
国津神の大国主と
サルタヒコは、
ともに
大神と呼ばれる
別格の存在であったと
思われます。
「天降ってきた
支配者を迎えでた」
サルタヒコは、
国津神の
代表者のような顔を
もち、
「単なる道案内人」
ではなかったのです。
今もって、
サルタヒコについては
謎だらけです。
そして
昔から
多くの先達が、
「サルタヒコの謎」
に挑んできました。
どんな先達が
どのように
挑んだのか・・・?
続きは
次回にします。
今回は
アンク会員Kさんに
トモフレーク
「ナポリ」
という洋ランを
持ってきていただきました。
花数が多く、華やかに
咲いております。
白い花びらの先が
薄紫色で縁取られております。
中央の濃い紫は、
ハートの形をしております。
Kさん
どうもありがとうございました。
ではまた・・・