矢沢隆夫です。

スサノオの
「ヤマタノオロチの退治」

を簡単にご紹介しましょう。

天上の高天原(たかあまはら)から
地上へ追放された
スサノオは、
出雲の南西部を流れる
斐伊川のほとりに
立ちました。

川の上流には、
若い娘とその両親が
泣いておりました。

聞けば、

「ホオズキのような赤い眼をもち、
一つの胴体に
八つの頭と八つの尾がある
ヤマタノオロチという
恐ろしい怪物が
毎年やってきて、
これまでに
七人の娘が
餌食にされてしまいました。

このクシナダヒメが
残された最後の娘で、
今年もそろそろ
ヤチマタノオロチが
現れる頃なのです」

話を聞いたスサノオは、
クシナダヒメを
自分にくれるなら
ヤマタノオロチを
退治しようと
申し出ました。

スサノオは
クシナダヒメを
クシ(櫛)に変じて、
自分の髪に挿し、

娘の両親に
大量の酒を
造らせました。

スサノオは、
その酒を
八つの場所に置き、

姿をみせた
ヤマタのオロチは
その酒を飲み、
酔って
寝てしまいました。

そのすきに、
スサノオは、
剣を抜いて、
ヤマタノオロチを
切り刻んでで
退治したのです。

ここに登場してくる
怪物・・・ヤマタノオロチ

特にその怪物の眼は・・・

ホオズキのような赤い眼・・・

これ、
サルタヒコそっくりですよね・・・

ヤチマタの神であるはずの
サルタヒコが

怪物ヤマタノオロチとそっくり・・・?

同一の存在 ???

謎ですよね・・・

巧みな
推理小説のような
展開になってきました。

続きは次回に
します。

今回は

アンク会員Kさんから、

LC シージー ロブリン
「ブルー インディゴ」

というランを持ってきて
いただきました。

さわやかな香りを
漂わせ、
白色〜うす紫色を呈しながら、
悠々しく
咲いております。

Kさん
ありがとうございました。