矢沢隆夫です。

2019年11月5日(火)〜11月7日(木)に、

第37回日本神経治療学会学術集会

が、パシフィコ横浜にて
開催され、
参加してきました。

今回もそれなりの
刺激を受けてきました。

3つほどご紹介します。

①水素(分子状)による
認知症を含む神経変性疾患の
予防の可能性について

私が追っかけているテーマの
一つです。

大澤郁朗先生自身が、

水素の存在のもとで、
過酸化水素による
細胞死の抑制を
確認されたことや、

水素分子による
ミトコンドリアを介した
ホルミシス効果の
確認をしたことなど、

とっても
説得力があり、

水素治療の有用性に対する
私の思いが
一層強まりました。

さらに、
水素治療によって、
認知症や、
パーキンソン病などが
改善されることが
動物モデルや、
臨床研究でも
実証されてきており、

水素治療に、

“ロマン”さえ
感じている
今日この頃です。

②重症筋無力症の
予防について

この病名は
まだまだ知らない人のほうが
多いかもしれません。

神経と筋肉の接合部
の異常がもとで
発症する
筋肉の病気です。

はっきり言って
難病です。

この難病にも
予防策があったのです。

私の大学の先輩である
吉川弘明先生によれば、

高齢発症の
重症筋無力症の
特徴は、

・肥満傾向あり。
・魚類の消費が少ない。
・たばこを吸う。
・肉体労働者
・定期的な運動をしない
・メンタルヘルスの問題を抱えている。

これって
実は、
ほとんど
メタボの特徴でもあり、
ガンや認知症にも
あてはまることです。

わかってしまえば、
さもありなん、
って感じですが、

神経難病が
これらの
予防対策で
予防できることが
興味深いですよね。

③多系統萎縮症(MSA)に対する
COQ10の有用性

難病中の難病である
多系統萎縮症の
発症、進行が、

コエンザイムQ10

に影響される、
というものです。

私の以前のボスである、
辻 省次 先生
(現在、東京大学特任教授)
が立証すべく
進めている研究です。

コエンザイムQ10の低下が、
多系統萎縮症の病態機序に
関わっていることは
明らかになって
きております。

そして、
高用量の
コエンザイムQ10が
多系統萎縮症の進行を
コントロールできそうだ、
ということです。

この病気の
診断や、進行コントロールに
苦慮してきた医師であれば、

驚くべきことです。

神経難病が、

コエンザイムQ10
による
「栄養療法」で
コントロールできる・・・

ホント、夢のような
お話です。

さすが、
辻先生・・・

と同時に、
栄養療法って
ホントにすごいですよね・・・

さて、
今回、
アンク会員様Kさんに
もってきていただいた
ランは、

“ポーツ オブ パラダイス
「エメラルド アイル」”

です。

黄緑色を呈しており、
花と葉のバランスが
とってもグッド。

Kさん、
ありがとうございました。