矢沢隆夫です。
運動すると、
脳で、
「脳由来神経栄養因子(BDNF)」が
つくられ、
これが、成長ホルモンの
分泌を増やします。
そして、
この成長ホルモンが
肝臓にいくと、
IGF-1(ソマトメジンC)に
変身し、
アミロイドタンパクを
コントロール
します。
その結果、
アルツハイマー型認知症の
発症予防や、症状の改善、
進行の抑制に
つながります。
そして、
運動することによって、
「筋肉」に
負荷がかかると、
骨格筋からは、
「アイリシン」
という
「運動ホルモン」
が分泌されることも
明らかに
なってきました。
この
「アイリシン」
は、骨格筋から
分泌されると、
脳の海馬にまで
行き、
そこで、
アミロイドタンパクを
ちらしたり、
蓄積しにくく
するのです。
アミロイドタンパクの
制御という点では、
IGF-1(ソマトメジンC)
と同じ働きを
します。
私たちは、
運動によって、
脳(中枢)と、
末梢(筋肉)から、
アルツハイマー型認知症を
コントロールする
ホルモンを
分泌させることによって、
ボケにくくする
システムを
持っているのです!
なのに、
実際には、
世界中で、
アルツハイマー型認知症は
増えています。
特に
日本はひどい。
この
私たちが
もっている
しくみを
生かせていない
人たちが
あまりにも
多いからです。
もったいない
話だし、
残念ですよね。
アルツハイマー型
認知症以外の
認知症に対して、
運動はどういう
影響を
与えるか・・・?
続きは
次回です。
昨日は、
息子の
中学校の
卒業式に
出席してきました。
式に
参加しながら、
息子の
十五年間を
いろいろと
思い出しました。
幼稚園、
小学校、
そして、
今卒業を
迎えた中学校・・・
思い出せば、
ホントに
いろいろ
ありました。
そして、
息子から
もらった手紙・・・。
十五年間の
感謝をつづる
手紙です。
息子も自分と
同じこと
考えてたんだな・・・
いや、
自分以上に
いろんなことを
不安を抱きながら、
考えていたんだな・・・
手紙を
読み進むうちに、
泣けてきました。
ガンバレ・・・!
式が終わった後、
お世話になった
学校の先生方に、
感謝の意を伝え、
そして、
息子や
その友人たちの
写真を撮りました。
写真を撮りながら、
楽しそうな表情を
する彼ら・・・
これからの
人生を考えると、
不安もいっぱいあるはず・・・
彼らの表情の奥にある
不安が
伝わってきます。
ガンバレ・・・!
彼らの
今後の
人生を
サポートしていくのも
大人の仕事、私たちの仕事。
思わず、
手に力が入りました。
「今 負けそうで 泣きそうで
消えてしまいそうな僕は
誰の言葉を信じ歩けばいいのか?
ひとつしかないこの胸が
何度もばらばらに割れて
苦しい中で今を生きている
今を生きている
拝啓 ありがとう
十五のあなたに伝えたいことがあるのです。
・・・
この手紙を読んでいるあなたが
幸せな事を願います」
(アンジェラ・アキ 「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」)
ではまた・・・