矢沢隆夫です。

燃え盛る
杉の木。

そこから
つくられる炎から
生じるけむり・・・

そのけむりが、
小さく渦を巻きながら、
ものすごい勢いで
天空に
のぼっていったのです。

その様相は、

竜が
渦(とぐろ)を
巻きながら
昇天していく
ようにも
見えました。

とっても
神々しい光景。

きっと、
古来、
この
お祭りを行ってきた
人々は、
この光景を
自分と同じように
感じたのではないか・・・

と思いました。

そして、
日々、
生きていけることへの
感謝、
日々、
食べていけることへの
感謝を
神々にしてきたのだろう

と考えました。

と、ぼーっと
感じ入っておりましたが、

今回は
私は、
行者としての参加です。
ぼーっと
しているだけでは
いられないのです。

肌寒い日なのに、
燃え盛る炎で、
会場は
かなり
暑くなっていました。

杉の木が燃えた
灰を、大きな
竹で
かき分け、かき分けして、

「道」


二つつくります。

神が
「火渡りする道」

です。

私は
はじめてなので、
先輩方に
教わりながら、
「道」を
つくりました。

そして、
「火渡りの道」が
完成。

いよいよ、
その
「道」を
渡る時が
きました。

このお祭りの
クライマックスです。

果たして

「火渡りの道」

を、渡れるか・・・

続きは
次回です。

ではまた。