矢沢隆夫です。
「花粉症対策・治療」で、
②薬物療法
の説明からでした。
薬は
何をしているのか・・・?
IgE抗体の働きで
肥満細胞から
でてくる、
ヒスタミン、
ロイコトリエン
などの
炎症性の
化学伝達物質が、
ターゲットの
レセプターに
届くのを、
先回りして
ブロックするのが、
抗アレルギー剤の
役目です。
これは、
内服薬でも
点鼻薬でも
点眼薬でも
同じです。
しょせん、
対症療法です。
根本的な
原因である
IgE抗体の
産生を
抑えては
いないのです。
持続する
重症の
鼻閉感などの、
遅延相の
反応を抑えることも
できません。
ですので、
抗アレルギー剤を
のんで、
少しは
いいのかなーって
思っているあなた、
実は、
薬を使うことを
やめても、
症状が
ひどくなるわけでもなく、
あまりかわりないのが
実状です。
どういうことか?
薬を使うことによって、
“いくらか
効いた気に
なっている”
に過ぎないのです。
なのに、
多くの
お医者さんは、
花粉症に対しては、
抗アレルギー剤を、
飲めや、鼻・眼に
つけろやと、
患者をひたすら
口説き、
患者は、
わかりました、
と
ひたすら
薬をのみのみ、
鼻・眼に
外用している、
っていう
実態が
続いているのです。
ちょっと
こっけいですよね。
さて、
いよいよ
③栄養療法
です。
いくつか、
優秀な
プレイヤーたちが
登場します。
1番目の
プレイヤーは、
1)オメガ3系脂肪酸
EPA,
DHA,
αーリノレン酸
などとして
かなり有名に
なってきました。
この
オメガ3系脂肪酸、
すばらしい働きを
してくれるのです。
どんなふうに・・・?
続きは
次回です。
ではまた。