今日は医学のお勉強のお話はお休みです。

鼓童についてお話します。
タイトルをみて、
なんのこっちゃ? と思われた方も
多いと思います。
“鼓動”でないですよ。
鼓童です。

鼓童とは、
「太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に
無限の可能性を見出し、現代への
再創造を試みる集団」です。

新潟県の佐渡出身の集団で、
“全世界”をまたにかけて
活動しております。

1年の1/3を海外、1/3を国内、
1/3を佐渡で過ごす集団です。

私は、2013年12月15日(日)に
新潟県民会館で行われた、
“鼓童 ワン・アース・ツアー2013”
で、初めて鼓童を生で観てきました。

坂東玉三郎さんが監督されました。
今回のこの神秘は、
佐渡の“神秘”です。

佐渡の大きな自然と、
夜の闇の美しさに、
玉三郎さんが神秘性を感じ、
それを具現化させたのが
今回の演奏でした。

地鳴りのような太鼓の響き、
その中で渦巻く大蛇、
荒ぶる鬼や獅子・・・・

とってもダイナミックな太鼓表現に、
日本に伝わる神事(かみごと)に宿っている
幻想的な美が融合し、
どんどん“神秘”の世界に
引き込まれていきます。

これまで、佐渡といえば、
自然がきれいで、
海のものがとってもおいしくて
のどかな島、
っていうイメージでしたが、
鼓童の演奏を観終わった後、
とっても、“神秘的”な島に
思えてきました。

皆様も、機会があれば、
一度、鼓童の演奏、
観に行ってみてください。

“恐いけど、美しい世界・・・神秘”
を不思議な感覚で感じとるでしょう。

次回は、「こどもの精神症状・行動障害と
分子栄養療法」
についてお話します。

ではまた。