今回より、アレルギーおよびアトピー性疾患に対するオーソモレキュラー治療のお話をします。

まずは、ディアズ・サンチェの次の引用をご紹介します。
「・・・19世紀初頭まで、アレルギーは知られていなかった。
1819年にイングランドで枯草熱(花粉症のこと)がはじめて報告され、そのわずか54年後には
流行病とされ、都市化との明確な関連性がすでに報告されていた」

今でこそ、アレルギー性疾患(アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、気管支喘息等)は巷にあふれかえっておりますが、
19世紀初頭のころは、大変めずらしかったのです。

今日、都市化が進んだ地域ほど、アレルギー疾患の数は多く、さらに増え続けております。

どうしてか?

原因として、環境汚染も考えられますが、それ以上に基本的な生活スタイルに関係があります。

次回は、どんな生活スタイルに関係があるのかお話していきます。