矢沢隆夫です。
中島みゆきの「歌会VOL.1」劇場版を
観てきました。
コロナ以来、
4年ぶりに、
東京国際フォーラムや、
大阪フェスティバルホールで
開催された
コンサートの模様を
劇場上映した
ものです。
劇場上映ながらも、
実際のライブを
観ている感覚に
かなり近い
印象でした。
演奏された楽曲は、
・はじめまして
・歌うことが許されなければ
・倶に
・病院童(びょういんわらじ)
・銀の龍の背に乗って
・店の名はライフ
・LADY JANE
・愛だけを残せ
・ミラージュ・ホテル
・百九番目の除夜の鐘
・紅い河
・命のリレー
・リトル・トーキョー
・慕情
・体温
・ひまわり“SUNWARD”
・心音
・野ウサギのように
・地上の星
全19曲。
中島みゆき独特の
表現と、
いわゆる
“みゆき節”
が炸裂し、
4年ぶりに観た
劇場版ライブでは
ありましたが、
とっても
感動させられました・・・
中島みゆきと言えば・・・
これ、と言わんばかりの
コード進行とその曲調・・・
詞の内容、メッセージ性は、
いつも
鋭く、刺さってきます・・・
これは
どこから来るのか・・・
もちろん、
尊敬していた
産婦人科医である
父の生き様も含めた、
彼女の生い立ちが
影響しているのでしょうが、
彼女が、
詩人 谷川俊太郎
をとっても
尊敬していることとも
関係していると
私は、
考えています・・・
どうしてか・・・?
私は、
紫苑コーラスに
籍をおいておりまして、
紫苑では、
指揮者、指導者である
松崎先生は、
谷川俊太郎 作詞の
楽曲を
とりあげることが多い
のです。
谷川俊太郎 作詞の
楽曲を
歌っていると、
私の頭の中では、
歌の
メッセージ性が
中島みゆきの
それに、
繋がり、重なってしまうのです・・・
どういうことかというと、
作曲者が、
中島みゆきではないのに、
作詞者が
谷川俊太郎だと、
曲調は
全く違うのに、
中島みゆきを
歌っているような
感覚になるのです・・・
不思議な
化学反応・・・
と感じつつも
その化学反応が
心地いい・・・
のです。
中島みゆきが、
谷川俊太郎を
あまりに敬愛しているがゆえに、
その鋭いメッセージ性の
ベクトルも
同じ向きを向いており、
それゆえに、
そうなるんだろうな・・・
と勝手に
考えおります。
逆もあります。
中島みゆきの
歌を聴いていると、
谷川俊太郎の
メッセージを
聴いているのでは・・・
と感じてしまう・・・
面白いですよね・・・
70歳を超えましたが、
まだまだ
中島みゆきは、
とっても
パワフル・・・
今後のライブ活動も
楽しみです・・・
音楽って
ホント
すばらしい・・・